2014年8月10日,石巻専修大学で科学のイベントが行われた。
当日は台風が近づいてきていたため行こうかどうか迷っていたんだけど,以前からロックオンしていたイベントだったので頑張ってみた。
イベントも楽しみだったけど,「建物にも入ってみたいなぁ~」って思って。
当日は,予報通りの強風と雨でした(笑)。
我が家は科学のイベントが大好きで,多少遠い場所でも頑張って参加する。今回も片道1時間程度の場所で,イベント開始20分前に到着。人が少なすぎて駐車場所が分かりにくかった(笑)。
科学のイベントって,普段見られないような不思議な事が多いから楽しいよね。
息子にもこういった分野が得意になって欲しいという思いはあるけれど,とりあえず理屈は分からなくてもいいんですよ。楽しければ(笑)。
スポイトで色のついた液を垂らすと,丸い粒状に固まるやつ。科学のイベントでの定番ですね!
息子は過去に何度もやってるけど,相変わらず夢中になってやってます。何度もやっている割には原理は未だに覚えていない(笑)。
できたイクラは,小さなビンに詰めてくれる。
隣にいるのは「ムニュムニュ星人」。小麦粉を風船の中に入れて作る。
小麦粉に含まれる「グルテン」の弾力性・粘着性によって低反発クッションのような独特の感触になる。
今回気になっていたイベント。「スーパーボールって,どうやって作るんだろう?」って息子と話していた。
丸い型の中に,加熱してドロドロに溶かしたゴムを流し込んで作るのをイメージしていたが・・・
いくつかの薬品を混ぜながら・・・
手で捏ねながら水分を出して固めると,すごい弾力のスーパーボールが完成!
手で捏ねるから完全な球体にはならず,バウンドするとどこに跳ねるか予想がつかない楽しいボールが完成する。
これは原理を少し覚えた(笑)。
牛乳に酢を少々加えると,フワフワしたものが取れるようになる。それを成型して電子レンジで過熱するとプラスチックのような状態になるので,その原理を利用してアクセサリーを作るというもの。
なぜそうなるのかは不明(笑)。
食べ物に使われる微生物「納豆菌」「乳酸菌」「パン酵母」「コウジカビ」を顕微鏡で見てみる。
子供よりも,親が楽しそうに見てました。
このイベントは少々刺激的・・・。なんと本物のニワトリさんをその場で解剖し,内臓などの観察を行う。
見学者のリアクションは「へぇ~,凄い」という研究熱心な人と,「きゃあぁ~!それ,本物?」みたいなリアクションに分かれた(笑)。
「ここが砂肝で,どうして砂肝と呼ぶかというと・・・。」 という説明が,大変勉強になりました!
銅と亜鉛の化学反応を使って黄銅(真鍮)を作るイベント。
特定の作業をやって水に入れた瞬間に,銅の色だったのが金色に変化する。原理は難しいけど,すげ~!
ミニ四駆にコンデンサが装着されており,手回し発電機でコンデンサに充電し,どれだけ長時間走行できるかを競う。
10分位頑張って充電しても,走れるのはほんの少しだけなんですね。手動の充電って大変だぁ・・・。
一人あたりの作業時間が長いため,整理券が必要。
ガラス棒を加熱して,丸い玉のアクセサリーを作る。
完成したガラス玉のアクセサリー。
写真手前は,「ハブ編みをつくろう」というイベントで息子が編んできた。昔からある沖縄の民芸品らしいです。
「ハブ編み」とは,蛇の「ハブ」をイメージしたネーミングになっていて,「一度噛み付いたら離さない」というオモチャです。
こんな感じでハブの口に指を入れると,引っ張ったときに編み目が締まるように作られていて,指が取れなくなるんです。
ちょっとした工夫をすれば外れるんですが,初めて指を入れたときはビックリするくらい取れません。
おもしろい民芸品だなぁ~。
このイベントはまだまだ紹介しきれないような実験が沢山あって,1日で全て参加するのはキツいくらい。我が家は5時間くらいやってました(笑)。
全ての実験が紹介されているガイドブックももらえ,簡単なものなら自宅で同じ事ができて,原理なども詳しく書かれています。
我が家は今回初めて参加したイベントなので毎年やっているかどうか分からないけれど,来年もやっていたらまた参加したいなぁ~。