2016年11月12日
今年のキャンプは新潟県の「笹川流れ」に行ったきりの我が家。息子に何度もキャンプに行きたいと言われていたんだけれど、週末の天候やら息子の習い事などもあって、なかなか行けませんでした。
ぶっちゃけ今年のキャンプは半分諦めていたんだけれど、今週末の天気予報を見てみたら11月にしては暖かくて風も無い予報じゃんか。このまま地元である宮城県でキャンプしないで今シーズンが終了なんて、悲しすぎるわ…。
という事で!宮城県沿岸部の活気を取り戻すべく、県内のキャンプ場で今年一番行きたかった「神割崎キャンプ場」へ行ってきました!
神割崎キャンプ場は事前予約制なんだけど、気まぐれ行動が得意の我が家,「11月だし、当日予約で大丈夫でしょー」という軽いノリで当日エントリー。
しかもこの日は息子の小学校で学習発表会があったため、昼ごはんを自宅で食べて13:30分頃に自宅を出発。気まぐれすぎて人と一緒に行動できないのが難点だけど、これはこれで楽しい(笑)。
利府町にある「イオンモール利府」で食材などの買い出しを済ませ、三陸自動車道「利府中インター」から石巻方面を目指して「桃生津山」インターで降りる。利府中インターから1時間30分掛からないくらい。震災後に再開したという情報を聞いてからずっと行きたいと思っていた「神割崎キャンプ場」。ついにやってきたぜ!
予約者はキャンプ場に併設されている「神割崎観光プラザ」で受け付けを行ってから利用します。
受け付け時に利用料を支払い。小学生以上の入場料は一人600円、テント設営が300円、タープ設営はテントと別料金で300円。
今回の我が家は息子と父の2人で入場料が1200円。テントとタープを持ってきたけれど現地到着が16:00を過ぎていたためテントのみで申請して、合計で1500円で利用させて頂きました。
予約するときに電話で聞いてみたら、神割崎キャンプ場の周辺にはキャンプ用品や食材を売っている場所が非常に少なく、一番近いコンビニまでは車で約15分掛かるとの事。
事前に教えてもらっていたので一通り買ってから現地入りしたけれど、キャンプ場内にある観光プラザでもカップラーメンや薪、木炭や電池など、ちょっとした物は購入可能でした。忘れ物があっても多少は補充が可能ですね。
このキャンプ場は我が家が今まで行った場所の中でも最大規模。テントサイトは第1~第4キャンプ場の中から好きな場所を選んで自由に利用できるのだ。
観光プラザの人におすすめの場所を聞いてみたら、海沿いなので風が強くなる事が多いとの事。どのテントサイトも海はすぐに見えるので、多少風よけになる場所がいいとアドバイスをもらって、この場所へ決めた。
キャンプ場内に車を駐車する事はできないが荷物運搬時だけ車を入れる事ができるので、道路のすぐ近くにテントを設営すれば超楽ちんです。
我が家は結構奥の方を選んでしまったけど(笑)。
夕日を見ながらダッシュでテントを組み立て、一通り設営が完了した頃には周囲は真っ暗。タープやめといて正解だったわー。
このキャンプ場は11月末まで利用可能で、今日は11月12日。寒い季節になってきた事もあって人はまばら。しかもテントサイトが広いのでみんな自分の好きな場所に分散し、我が家の周囲にはほとんど人がいない。息子はなんでこんな孤独な場所を選んだのだろうか…。
寒い季節の夜なんだけど、体が温まるような凝った料理なんて作れるはずもない父。いつものように肉だけを焼きまくり!
ごはんも適量炊く技術なんてもちろん無いので、飯盒の線に合わせて炊くだけ。
息子と私で3合…。こんなに食えるかー!
翌日の朝6時頃、息子はまだ夢の中。
せっかく初めての場所へ来たんだし、お父さんは早起きして散策してみた。
キャンプ場内を紹介していこう。
このキャンプ場はすぐ目の前が海になっているけれど、比較的高い場所になっているので海辺に行ける場所は非常に少ない。
こうやって高い位置から水平線を見る感じの場所が多くて、ぼーっと眺めているだけで普段の忙しい日々を忘れて癒されます。
波の音を聞きながら見る朝日、最高ですわ…。
第1から第4まであるキャンプ場にはトイレや炊事場、あずま屋などが点在していますが、温水シャワー(3分200円)があるのは中心部付近の第1キャンプ場前だけ。
第1キャンプ場周辺はテント設営場所のすぐ横に車をつけられて、荷物の積み下ろしが楽ちん。各施設も近くて観光プラザへ戻るときも距離が比較的近く、海も見えるので便利さでは一番って感じ。
静かな場所でのんびりしたい人は、奥の方にある「第4キャンプ場」あたりがいいんじゃないでしょうか。
第1キャンプ場内にはログキャビンが3棟。
今回は、バイクでツーリングに来た人たちが利用していました。
ここは「バーベキュー広場」、写真奥に見えるのは屋内炊事場。
日帰りキャンプや芋煮会も楽しめる施設が充実しています。
今回我が家が利用したテントサイトには、利用しませんでしたが「かまど」も設置されていたし、
テントサイトによってはテーブルやイスがそのまま利用できそうな場所もあって、荷物を少なくしたい人は便利そう。
奥の方に我が家のテントが見えますね…。なんであんな奥地にしたんだろう(笑)。
今回我が家が利用した「第3キャンプ場」には、坂を上ったところに「寺浜灯台」という灯台がありました。
朝焼けに照らされて幻想的…。
遊歩道もいくつかあって、海辺に下りる道を歩いてみたら、こんな感じの場所に到着。
思わず釣りをしたくなってきますが、キャンプ場内は釣り禁止だったと思います。
車で少し移動すれば、釣りが楽しめそうな漁港は沢山ありました。
キャンプ場利用の受け付けを行う「神割崎観光プラザ」の営業時間は2016年11月現在で9:00~18:00。営業時間内はキャンプ用品の購入だけでなく、館内でレストランも営業しています。
営業時間外は建物内に入る事はできませんが入り口には飲み物の自販機と公衆電話があって利用可能。
お酒は売っていないので、忘れないように気を付けましょう(笑)。